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京都寺院探訪
御寺 泉涌寺
宗派 真言宗泉涌寺派総本山
拝観 500円 ※特別拝観あり
駐車場 専用駐車場 無料
ご朱印 あり
ランク ★★★(3.5)(5段階)
舎利殿・仏殿(重文)
🔴御寺 泉涌寺は、平安初期に仙遊寺という寺院があったが荒廃していた所に、
鎌倉時代初期に宇都宮信房が大伽藍を造営し開山に月輪大師俊芿を迎えた。その時
寺号を泉涌寺と改めました。月輪大師は、公家や武家から深く帰依された人物で
仁治3年(1242)四条天皇崩御の御葬儀が泉涌寺で執り行われた事もあり、
南北朝時代より江戸後期の孝明天皇までの天皇・皇后の御葬儀が執り行われ皇室の
御香華院となり、長く篤い信仰の場となり「御寺」と呼ばれる所以になりました。
また泉涌寺周辺は、月輪陵が静かにある聖域でもあります。
御座所庭園
御座所は、皇族の霊明殿ご参拝に際して、ご休憩される場所です、特別拝観時に見学
できます。霊明殿はめったに公開されることはありませんが、歴代天皇の御尊牌が
お祀りされています。唐門から白砂の前庭も厳かな雰囲気になっています。
●楊貴妃観音(聖観音)は、寛文8年(1230)請来した仏像、舎利殿の韋駄天・月蓋長者
(重文)も南宋からの請来です。韋駄天像などは、特別拝観で公開されましたが普段の
特別公開では霊明殿と共に公開は難しいですね。泉涌寺は、普段人が少なく車も止めれますし、雲龍院他塔頭寺院も観るべきところが多いです、HPなどを参照にしてくださいね。