京都 嵯峨野お寺巡り 大覚寺
京都寺院探訪
大 覚 寺
拝観 お堂エリア 500円 大沢の池エリア 300円
駐車場 有料駐車場 500円(2時間)
ランク ★★(2.0)(5段階)
大覚寺大玄関と内部
🔴旧嵯峨御所大覚寺は、平安初期・嵯峨天皇がこの地に離宮を造営しました。
嵯峨院といい大覚寺の前身になります。その後、貞観18年(876)恒寂入道親王
が寺にして大覚寺となりました。嵯峨天皇が弘法大師空海のすすめで般若心経を勅封
し奉安された事に由来して、般若心経写経の根本道場となりました。
徳治2年(1307)後宇多天皇が出家し法皇となり院政をしきました。故に
嵯峨御所と呼ばれましたが、これがきっかけで南北朝分裂の原因となりました。
その後、応仁の乱で焼失し天正17年(1589)空性が復興し門跡寺院となり
ようやく寺観が整いました、また大覚寺は、華道嵯峨御流の家元でもあり、玄関に
生花が華やかに活けられています。
村雨の廊下から中庭を望む
●大覚寺の寺宝は多く、後宇多天皇関連の書も多く文化財に指定されています。霊宝館
の拝観は、春と秋公開されます。大覚寺を参拝するなら見逃せません、また広沢池は
名勝に指定され、全体が史跡となっています。次回は、広沢池エリアを紹介します。
五大堂(本堂)より広沢池を望む