大阪府お寺巡り 叡福寺
大阪府寺院探訪
磯長山 叡福寺
宗派 単立
拝観 宝物館 土日祝のみ公開 300円
駐車場 無料
ランク ★★(2.6)(5段階)
金堂(府文)と多宝塔(重文)
🔴叡福寺は、推古天皇28年(620)聖徳太子・厩戸王が自らの墓所とこの地を
定めた。翌年、生母である穴穂部間人皇后が、磯長廟に埋葬され、その次の年に
聖徳太子と妃が同年に亡くなり磯長廟に埋葬されたという。太子らの霊を慰める為
創建時期は諸説あるが、中世以降の太子信仰の中心地として繁栄した。
天正2年(1574)に、織田信長の兵火により堂塔全て失うも豊臣秀頼の寄進で
再建され現在に至ります。
聖霊殿(重文)
磯長御廟
【叡福寺を訪ねて】
叡福寺と言えば聖徳太子ですね、太子らのお墓(御廟)の前に守るように立っています太子信仰の中心地で、親鸞聖人や一遍上人らが訪れ、日蓮や法然も書簡をだしている。珍説に、「聖徳太子はいなかった」とされる書籍が数多く出版されたが、超人的な伝承が信じられなかったのであろう。(本の内容は稚拙である)また御廟も確定出来ないとする説もあるが、平安時代に廟付近で発掘された「太子御記文」が発見され、そこに三骨一廟の思想が書かれています。歴史は、自由に推理し楽しむこともいいのですが、意味なく、否定する行為はどうかと思います。