大阪府 葛井寺 千手観音(国宝)
大阪府寺院探訪
宗派 真言宗御室派
拝観 毎月18日公開 500円
駐車場 付近の有料駐車場 一時間400円程度
ランク ★★★(3.4)(5段階)
🔴葛井寺は、百済の王族・王仁氏の渡来が始まりです。欽明30年(570)白猪連と改姓後に養老4年(720)葛井氏となりました。葛井広成が創建したと伝えます、 行基の開山といい、大同元年(806)阿保親王が伽藍を修復、子息の在原業平が諸堂を造営しました。永長元年(1096)に大和明日香の藤井安基が、荒廃に嘆いて諸堂を修復し尽力した。その功績で藤井寺ともいい、現在の地名となっています。戦国時代までは、伽藍も整い境内図にも見えるように繁栄をしていましたが、戦火や大地震などにより荒廃するも、西国霊場の観音信仰や織田氏・豊臣氏の庇護を受けるなど今日に至ります。国宝・千手観音や藤の花など、庶民の中に光り輝く寺院です。
【葛井寺を訪ねて】
ここの見所は、千手観音に尽きます。日本最古の乾漆千手観音で実際の手の数は、
1041本あります。毎月18日に公開されますが、4月が一番お得ですと言うのも
近くの道明寺・野中寺離れていますが、観心寺の秘仏が同時に参拝できます、また時間
に余裕があれば、天野山金剛寺も国宝仏を公開してる事が多いのです。話は戻りますが
葛井寺の千手観音は必見なので損はしませんよ。それと18日は、境内で縁日?があり
懐かしい露店や珍しい物や手作りアクセサリーなど拝見するだけで気分上々ですよ。
それと藤棚があり花の季節もお勧めです。また商店街などもありノスタルジックな雰囲
気もあります。ちなみにランチとわらび餅が境内のお店でいただけます。ランチは
1000円で全て手作りの懐かしい内容でした。
本堂と左手奥に露店が並んでいます、4/18が一番露店が多いかも?