満天太朗の寺院探訪とコラム

寺院探訪大好きなおっさんです。近畿の寺院や史跡を中心に紹介します。

京都府木津川市 お寺巡り 旧燈光寺 特別公開

京都寺院探訪

本光山 旧燈光寺

住所 京都府木津川市加茂町兎並寺山41

宗派 日蓮宗

拝観 無料

駐車場 なし ※近くの道横に停める

ランク ★★(2.0)(5段階)

🔴旧燈光寺は、貞観5年(863)弘法大師の弟子、真暁による開基と伝える。

 鎌倉末期に整備されましたが、その後荒廃していたのを、康正2年(1456)に

 天台僧の忍禅によって復興、この時に本堂・三重塔も建立されました。

 その後、何度か改修されますが明治以降衰退し、本堂・三重塔(重文)は横浜市

 三渓園に売却されました。寺は廃寺となり、現在は財団が維持管理をしています。

 旧燈光寺の鎮守社・御霊神社本殿(重文)は、敷地の隣にあります。

 残った、仏像や寺宝は収蔵庫にあり、秋の特別公開で観る事が出来ます。

御霊神社本殿(重文

収蔵庫の仏像(府文)鎌倉時代

●いわゆる、超マイナー寺院です。木津川市には、国宝や重要文化財など豊富にありま

すが、それでもマイナー寺院です。その中において、埋もれた仏像を拝観出来た事は、

実に有意義でした。今回の木津川市特別公開の訪問は、有名寺院ではないですが

それなりに感動をし、空間に酔いしれる事が出来ました。

毎年秋に、特別公開をするそうなので是非参拝されてはいかがでしょうか。

京都府木津川市のお寺巡り 現光寺 特別公開

京都寺院探訪

覆養山 現光寺

住所 京都府木津川市加茂町北山ノ上9

宗派 真言宗智山派

拝観 特別公開600円

駐車場 なし ※近くの河原に駐車できます。徒歩5分

ランク ★★(2.0)(5段階)

十一面観音坐像(重文鎌倉時代

🔴現光寺の創建は不明ですが、鎌倉期には存在していたと思われます。

 延宝9年(1681)荒廃していた現光寺を、雲松実道が再興しました。

 現在は、海住山寺が管理をしています。

 本尊の十一面観音坐像(重文)は、珍しい坐像です。四天王像は、奈良国立博物館

 寄託されています。

 ●収蔵庫の拝観となりますが増築され、いい環境での保存となっています。

 仏像や宝物は、近くの(旧庄屋)の方々が大切に保存してくれたおかげで今日の

 美しい姿を見る事ができます。

京都お寺巡り 海住山寺 木津川市 秋の特別公開

京都寺院探訪

補陀洛山 海住山寺

住所 京都府木津川市加茂町例幣20

宗派 真言宗智山派

拝観 500円 ※特別公開時 800円

駐車場 無料

ランク ★★★(3.1)(5段階)

海住山寺・本堂

🔴海住山寺は、天平7年(735)聖武天皇の勅願により、良弁僧正が創建したと

 伝わります。創建当時は、観音寺と言っていました。

 保延3年(1137)に全山焼失し廃寺となりました。

 70年後の承元2年(1208)に、解脱上人貞慶によって再建され海住山寺

 改めました。解脱上人は、元々藤原南家の出で、幼少期より興福寺で法相・律を

 学び笠置寺の復興をし住まいしていました。その関係で、海住山寺の中興を

 担いました。

五重塔国宝)建保2年(1214)

五重塔としては、国宝・重文の中では室生寺五重塔に次いで小さい、裳階がついてるのも珍しく、均整の取れた美しい塔です。特別公開で、初層内部が公開されているので、紅白幕がついています。

奥之院本尊・十一面観音(重文平安時代

※特別公開で公開されました。45cmの小ぶりな像ですが、端正な彫り物です。

本堂にも十一面観音(重文)が安置され、五重塔初層の四天王像(重文)も

特別公開されました。

本坊内部(特別公開)

本坊庭園(特別公開)

海住山寺は、山の中腹にある寺院ですが自動車で登れます。2度目の参拝ですが今回は

紅葉が少し始まっていました。紅葉と言えば「もみじ」を連想される方も多いでしょう

しかしながら、初期の紅葉が実は美しいのです。「緑」「黄」「赤」のコントラスト

です。今回の参拝も三色の木々の葉が美しかったです、真紅に染まる紅葉もいいですが

始まりの紅葉は格別です。今回は、特別公開での参拝で庭園や仏像などお得感満載でした。

京都 お寺巡り 壽寶寺 千手観音

京都寺院探訪

開運山 壽寶寺

住所 京都府京田辺市三山木塔ノ島20

宗派 高野山真言宗

拝観 300円 ※事前に確認した方が無難。パンフレット100円

駐車場 無料

ランク ★★★(3.0)(5段階)

🔴寿宝寺は、慶雲元年(704)文武天皇の御代に創建されたとするも不明。

 伽藍も整ったとされるが、木津川の氾濫などで享保17年(1732)に

 現在地に移転されたという。

十一面千手観音立像(重文)181cm

●寿宝寺の収蔵庫に、千手観音立像は安置されています。特出すべきは、千本の手と

写真右側が「昼の顔(日光)」左側が「夜の顔(月光)」である。

お顔の違いがわかるだろうか?実際体験させてくれるので、参拝した方が感動します。

地元の檀家の方は、夕暮れに参拝されるという。

収蔵庫の両脇に、降三世明王金剛夜叉明王が安置されています、平安時代の作で

神仏分離の折、廃寺になった神宮寺(恵日寺)の五大明王の2体が寿宝寺へ

残りは、楊柳寺で安置されています。

千手観音立像がメインの寺ですが、仏像好きには必須です。

兵庫県 お寺巡り 清荒神 清澄寺

兵庫県寺院探訪

蓬莱山 清荒神清澄寺

住所 兵庫県宝塚市米谷清1

宗派 真言三宝宗 総本山

拝観 無料

駐車場 無料

ランク (1.7)(5段階)

清澄寺本堂・大日如来重文)を安置。

🔴清荒神清澄寺は、火の神・台所の神「荒神さん」として親しまれている寺院です。

 境内には、荒神社と清澄寺が混同しており神仏習合の形態を今に残してます。

 宇多天皇勅願寺として、寛平8年(896)叡山の静観僧正を開山に迎え創建され

 天皇より「日本第一清荒神」と下賜う由緒ある寺です。

 源平合戦や戦国期の荒木村重の乱などで焼失し、安政年間(1855~60)頃

 荒神社のある現在地に移転しました。

 庶民信仰も盛んで、門前には200近い商店が軒を連ねています。また境内奥には

 富岡鉄斎美術館(無料)もあります。

池苑

兵庫県 お寺巡り 川西市 満願寺

兵庫県寺院探訪

神秀山 満願寺

住所 兵庫県川西市満願寺町7-1

宗派 高野山真言宗

拝観 入山100円 ※本堂内 300円

駐車場 無料駐車場

ランク ★★(2.4)(5段階)

🔴神秀山満願寺は、神亀元年(724)聖武天皇の勅願により、勝道上人が創建した。

 安和元年(968)多田満仲源満仲)が帰依し源氏一門の祈願所となりました。

 正中2年(1325)後醍醐天皇の勅旨によって祈願寺となり、室町時代には足利家

 の祈願所となり隆盛を築きました。そのころ49の院坊がありましたが兵火による

 焼失などで衰退し、明治初期に唯一残った「円覚院」を本坊とし現在に至ります。

本坊庭園

本堂

●本堂内には、平安時代などの仏像が安置され拝観料を払うと案内してもらえる。

 

満願寺を訪ねて】

満願寺へは、中国自動車道宝塚インターから20分ぐらいで到着します。

特徴的な仁王門から、まず本坊を訪ねて庭園を拝観します(無料)インターフォン

声がけして鑑賞します。いい庭を一人独占でき満足でした。

本堂内拝観をして、寺の職員さんの説明を聞きながら仏像鑑賞しました。

境内には、御蕎麦屋とカフェがあり今回は、カフェで食事をしました。

「お坊さん飯」1,000円(野菜のみ)

兵庫県 お寺巡り 西国札所 中山寺

兵庫県寺院探訪

紫雲山 中山寺

住所 兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1

宗派 真言宗中山寺派本山

拝観 無料 ※毎月18日 本尊御開帳

駐車場 近辺の有料駐車場 800円

ランク ★★(2.5)(5段階)

🔴紫雲山中山寺は、聖徳太子が建立した日本最初の観音霊場です。

 縁起によると、仲哀天皇の御子 香坂皇子と忍熊皇子の追善供養のため、あるいは

 物部守屋の霊を鎮める為建立されたともいう。

 当初は、現在の奥之院の場所に壮大な伽藍があったが、天正6年(1578)の

 荒木村重織田信長有岡城の戦いで、全山焼失しその後現在地に移転されました。

 慶長8年(1603)に豊臣秀頼の寄進により本堂などが再建され、徳川氏の庇護

 を受け徐々に整備されました。

 また唯一の明治天皇の勅願所として中山寺は、格式を得ています。

本堂と大願塔

中山寺は、観音霊場として徳道上人が、観音巡礼を広めようとしました。

しかし、うまくいかず270年後の花山法皇の時に、西国三十三所を再興し

中山寺は、24番札所として多くの巡礼者が訪れるようになりました。

大師堂と五重塔

中山寺の境内は広く、奥之院までは往復2時間くらいかかる、写真の五重塔

平成に完成した。バリアフリーエスカレーター・エレベーターと参拝者を配慮した

寺院で、塔頭寺院もあり庶民からの信仰も厚く多くの人で賑わっています。

また境内には、白鳥塚古墳(仲哀天皇の皇后・大仲姫)もあり歴史を感じさせます。