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橘寺と明日香の石造物
宗派 天台宗
拝観 350円 ※春と秋に寺宝公開
駐車場 無料
ご朱印 あり
ランク ★★(2.5)
🔴橘寺の沿革は不明な部分が多く、伝説では聖徳太子誕生の地とあります。
天武天皇9年(680)日本書紀に初見がみられます。7世紀後半には存在し
川原寺と対をなす尼寺であった。永正3年(1506)の兵火により伽藍は焼失
元治元年(1864)本堂{太子堂}が再建され以降現在の様子を取り戻す。
新西国札所でもあり境内には四季折々の花が咲きます。寺宝も多く残り、
春と秋に公開されます。また境内片隅に「二面石」があります。飛鳥時代の
石造物です、是非ご覧ください。
二面石 善と悪を表してるとか?
橘寺境内の様子、右は修理中の観音堂。
亀石
酒船石
亀型石造物(ここは、300円必要です)
🔴明日香村近辺には多くの石造物があります。益田の岩船・猿石・須弥山石・鬼の雪隠
など他にもありますが使用方法は謎とされています、おおよその推理はできます。
益田の岩船や鬼の雪隠などは古墳の石室跡、須弥山石などは庭園の噴水施設、猿石
・亀石などは境界のオブジェクト、亀形石造物や酒船石なども庭園の施設ではないか
と推理できます。古代のロマンは誰でも自説を展開できるのが楽しいのです。