兵庫県のお寺巡り 法華山 一乗寺
兵庫県寺院探訪
法華山 一乗寺
宗派 天台宗
拝観 500円
駐車場 300円(専用駐車場)※宝物館は4/4・11/5のみ公開
ご朱印 あり
ランク ★★★(3.4)(5段階)
本堂(重文)●金堂・大悲閣・大講堂
初代の本堂は、白雉元年(650) 二代目は建武2年(1335) 三代目は大永3年
(1523)現在は寛永5年(1628)で四代目になる。
🔴法華山一乗寺は、白雉元年(650)法道仙人の開基で、孝徳天皇の勅願の官刹です。
播磨東部には、仙人開基の寺や伝承が多く残り伝説だけではすまされないのです。
永延2年(988)花山法皇が御幸され西国札所と定められた。一乗寺はもと近くの
笠松山にあったと思われ、古法華石仏群(重文)も含むがあり登山コースにもなって
います。古法華の石仏は奈良時代の物で、飛鳥時代にはあった古寺と推測できます。
三重塔(国宝)承安元年(1172)建立
妙見堂・弁天堂(重文)室町時代
●主な寺宝
護法堂(重文)鎌倉時代
【一乗寺を訪ねて】
山間を進むと一乗寺の境内に着く、いつも思うのだが聖地の雰囲気がする不思議な
空間です。階段を登ると常行堂また登ると三重塔そして登ると本堂につきます。
しかし見どころは三重塔でしょう、見事なまでの安定した姿の古塔なのです、各堂を
みて最後は開山堂に着きます。足を延ばして古法華に行くのもいいですね、時間と
装備をして石仏や修行場を見てください。
常行堂・明治時代
鐘楼・寛永5年(1628)
開山堂・寛文7年(1667)