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悲 田 院
拝観 特別拝観 1000円
駐車場 無料(5台)
ランク ★★(2.2)
🔴泉涌寺塔頭の悲田院は、鎌倉時代・後花園天皇の勅願所となり、幕末までは、高槻藩
の庇護のもと今に至ります。悲田院とは、身寄りのない老人や子供、貧しい人たちの
救済の福祉施設で、いくつか存在したが今の悲田院が名を継いだ経緯は不明です。
※写真撮影は禁止でした。詳細は後程。
快慶作 宝冠阿弥陀如来坐像。
🔴見どころと言えば、快慶作宝冠阿弥陀如来です。今後重要文化財になるのは間違いな
い作品です。他に土佐光成・光起の力作である襖絵などあります。
◆今回、主催が寺ではないので撮影不可です。来年1/9~3/18に京都 冬の旅が開催されます。写真撮影は基本的に不可です。また拝観料が、通常より高くなります、但し
普段見れない所やガイドさんの説明などもありますので、そこは楽しみですね。
公開される寺院
●方広寺 普段も拝観できます。 ※外していいと思います。
●智積院 ここも普段からです。 ※初めての方は普段でいいと思います。
●東福寺三門 他にも見れる日がありますがお勧めです。
●東福寺・龍吟庵 他も見れる日があります。ついでぐらいでいいかな?
●大徳寺・聚光院 ここはレアです。※私も行きます。
●大徳寺・瑞峯院 普段で十分です。いい所ですが普段400円で写真もOK
●妙蓮寺 普段も拝観できます、さほどお勧め出来ませんが、長谷川等伯が
展示されます、私も思案中です。
●竜安寺・蔵六庵 普段拝観でいいと思います。
●東寺・金堂・五重塔は頻繁にやってますので価値は低いです。
●妙心寺 大雄院・秋の紅葉時期など頻繁にやってるのでパスですね。
※とにかく拝観料が1,000円は高いです、3年で倍になりました、いくら
ガイドがついてるとは言え、写真撮影禁止は辛いです。参考になるか
わかりませんが、考慮してみてください。
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大津市歴史博物館
聖衆来迎寺と盛安寺展
観覧料 800円
🔴聖衆来迎寺と盛安寺は、普段は拝観しにくい所です、ましてや寺宝が揃う事も難しい
事もあって、絶好の機会でした。まず盛安寺コーナーへ、目当ての十一面観音像は
撮影OKです。普段は事前予約・4/29~5/5 5・6・10月の土曜日 1/1~1/3は公開
されます。穴太積で有名です。いよいよ聖衆来迎寺コーナーです、仏像・調度品
など驚くほど豊富で、滋賀県の正倉院といわれることは納得です。そして36年ぶり
全てが揃う絹本著色六道絵(国宝)15幅 すごかったです。
普段は事前予約ですが、8/16虫干しの日は拝観できます。またその折にでも。
盛安寺 十一面観音像(重文)
🔴お寺巡り、皆さんも好きになった理由があるように、私もあります、小学校の修学
旅行で京都・奈良に行ったことがきっかけでした、当時 母が放心状態で帰ってきた
私を見て「どうしたんだろう?」と思ったとか、その異空間に酔い・驚き・好奇心に
火が付いたようです、担任の教師が歴史好きと言う事もあって、今だに歴史やお寺
が大好きなので、退屈することないです。小さい頃の感動は大切だと思います。
今でも寺院巡りをする日は、朝からワクワクが止まりません、下手なブログですが
一人でも楽しみのきっかけになり、好奇心や感動を味わってほしいです。
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圓満院門跡
宗派 天台宗寺門派総本山
拝観 500円 大津絵美術館共通
駐車場 無料
ご朱印 あり
ランク ★★★(3.0)
🔴円満院は、門跡寺院です。永承7年(1052)関白藤原頼道が、父道長の別荘であった宇治殿を寺院にしたのが始まりです。江戸時代に現在の地に移り今日に至ります。
圓満院宸殿(重文) 正保4年(1647)禁裏より移築
庭園(国名勝) 伝相阿弥作
🔴ここの見どころは、襖絵などがあるが、メインは庭でしょう、人も少なく静寂の
中に池と石組・石橋・苔・もみじなどの調和は日本の美を感じます。
何度来ても飽きません、ちなみに3度目です。
◆門跡寺院の風格ある玉座です。圓満院は、競売騒動などありましたが我々の関知する事ではなく、今も見学できる事です。散らばった寺宝も各地に保存されています。
🔴圓満院の楽しみはもう一つあります。大津絵美術館です。大津絵は江戸初期に
東海道五十三次の大津の宿場のお土産に、神仏画を売ったのが始まりです。
江戸時代を通して人気で、各家が独自に画法をあみだし現代も続いてます。
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三井寺(その2)
勧 学 院
拝観 600円 ※特別公開 ◎普段は事前予約3名以上
ランク ★★(2.5)
🔴勧学院・客殿(国宝)は、学問所として延応元年(1239)幸尊僧正により創建、 その後焼失していたものを、豊臣秀頼が施主になり、毛利輝元により再建した。
狩野光信による障壁画や、庭園など見どころだが、ガイドさんが説明してくれ
つたない質問でも快く教えてくださいます。滋賀県民は親切です(経験上)
🔴毛利家と三井寺は円が深く、一切経堂(重文)も山口から移転・寄進されてます。
光浄院客殿(国宝)の襖絵は、資料館に展示してあります。200円.
ちょっと一服
勧学院前にある、本寿院・ながら茶房で煎茶と葛餅のセット(700円)をいただきました。葛餅は?ですが、煎茶は美味しかったです。煎茶道の簡易版ですが、香り・こく
が良く宇治茶にも負けない滋賀のお茶です。(買って帰る事も可)
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仁 和 寺
宗派 真言宗御室派総本山
拝観 500円 ・霊宝館500円(春・秋)桜時期プラス500円
茶室・事前予約1,000円 ※仁和寺HPで確認。
駐車場 専用駐車場500円
ご朱印 あり
ランク ★★★(3.0)
🔴仁和寺は、「御室御所」と呼ばれ、宇多法皇が住居を構えてたので皇室ともゆかりが
深い。華道・御室派の家元でもある。歴史的には、平安期・宇多天皇の開基で
衰退もして、応仁の乱で寺は焼け落ちたが、関白秀吉や徳川家の庇護のもと今日に
至る。仁和寺は、桜でも有名で、御室桜と呼ばれる樹高の低いのが特徴、遅咲きで
4月の後半が見ごろとなる。(国名勝)※特別拝観500円が必要。
仁王門(重文)江戸期
本坊(国史跡)
御室御所といい、書院・寝殿など庭園を囲んで存在する姿は、御所と呼ぶにふさわしい。京都のお寺と思わず言いたくなります。
金堂(国宝)は、京都御所の紫宸殿を移築・改築したもので、最古の遺構です本尊の
阿弥陀三尊(国宝)は現在霊宝館に安置されています。金堂は平成の修理ですっかり
魅力が無くなりました、古さも美しさなのですが残念ポイントです。
仁和寺は、建築物・寺宝など多く所有していますので時期を考えて参拝したいです。
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宗派 臨済宗大徳寺派
龍 源 院
拝観 400円
ランク ★★★(3.0)
🔴龍源院は、大徳寺・塔頭の中で、一番古い寺院です。畠山義元・大友義長らによって建立されました。個々の見どころは、庭園です。4つの庭がありそれぞれの世界観を
もっています。洛北の苔寺とパンフレットには書いてありますが違う気がします。
文化財では、釈迦如来坐像(重文)方丈・唐門・表門(重文)があります。
方丈前庭「一枝坦」
「東滴壺」
「竜吟庭」室町時代・相阿弥作(名勝庭園)
🔴ここ龍源院は、私見ですが大徳寺公開塔頭の中では一番好きです、広い寺院ではありませんが、何か心を揺さぶります何故かわかりませんが、誰でも好きな場所あるように。
黄 梅 院
拝観 春秋の特別公開 600円 ※写真撮影不可・去年はOK 主催者による
ランク ★★★(3.2)
🔴黄梅院は、織田信長が父信秀の追悼の為「黄梅庵」として建立、後秀吉が
総見院に移築、その後小早川隆景が改修して毛利家の庇護をうけた。
◆寺内は、割と広く庭園も多彩です。苔や秀吉考案の庭など見どころも
多く、庫裏(重文)は、最古の遺構です。説明文が各所にあり親切です。
宝物も多く時間を忘れるます。
表門内の様子 ※写真不可でした、前回撮ったのがすがまたの機会に。
ちょっと一服
大徳寺の北にある野宮神社門前に、あぶり餅屋が二件ある。昔は両側から声を掛けられ
あたふたしたものだ、1,000年の歴史を持つ「一和」と400年の歴史を持つ「かざりや」
前回一和だったのでかざりやにしました。おひとり様は、こちらの方が入りやすいかな
こうばしく、甘めの味噌ダレでいただきます。一皿500円です。
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駐車場 時間制
大仙院
拝観 400円 通常公開
ランク ★★★(3.5)
🔴大徳寺は、妙心寺に次いで塔頭が多く24ヵ寺が存在する。その中でもまず行きたいのが大仙院ではないでしょうか。永正6年(1509)大聖国師が創立した。見どころはやはり、書院庭園(国・特別名勝)の枯山水です。狭い空間に独自の世界観がうまく表現されています。本堂(方丈)(国宝)も創建当時の建築です。残念ですが、写真撮影禁止です。昔は余裕で撮れたのに難しくなりました。この寺には、多くの書籍を出しておられる名物和尚・尾関宗園氏がいます。何度かおしゃべりをしました、毎回サインをくださいます、かなり高齢になられたので少し心配です。初見から38年です。
書院庭園(国・特別名勝)※案内写真より
🔴その他、本堂前庭(名勝)や抹茶(500円)もあります。お茶を頂くと
漬物を勧めてきます。土産も見ていると、また勧めてきます。買わないけど。
瑞峯院
拝観 400円
ランク ★★(2.8)
🔴瑞峯院は、キリシタン大名の大友宗麟が建立した(1534年)。見どころは
独坐庭(蓬莱式庭園)や十字架を表した閑眠庭、そして茶室などでしょう。
人も少なく、平日であれば瞑想にふけるのも一興です。
独坐庭
閑眠庭
興臨院
拝観 特別公開 ※最近だと、春秋に公開。600円
ランク ★★(2.0)
🔴興臨院は、能登の守護・畠山義総により1520年頃建立、その後畠山氏は、没落するが、前田利家により改修され、その後前田家の菩提寺となる。
本堂・唐門・表門・涵虚亭が重要文化財に指定されてます。興臨院や大徳寺の塔頭は
見るべきところが多く、ハズレが少ない印象です。どこも人であふれることなく
じっくり鑑賞できるのも魅力です。
方丈前庭
ちょっと一服
大徳寺山内で食事が出来ます。精進料理・鉄鉢料理「泉仙」です。
今回は名物の鉄鉢料理を頼みました、大慈院内にあり静かでのんびり一人飯を堪能しました。鉢を重ねると一つにまとまります。写真は4500円の一部です、梅の甘露煮の天婦羅には驚きました。美味しく頂けるとおもいます。💮
一品食べてました、申し訳ないです。