南山城の寺院巡り 神童寺のみほとけ
京都府寺院探訪
北吉野山 神童寺
宗派 真言宗智山派
拝観 500円
駐車場 専用無料駐車場
ランク ★★★(3.2)(5段階)
本堂「蔵王堂」(重文)応永13年(1406)
🔴神童寺は、推古天皇4年(596)聖徳太子が、大観世音教寺として開き
白鳳4年(675)役行者が当地で修業し蔵王権現を刻み、神童寺とした。
養老6年(722)北吉野山として大いに栄えた。
しかしながら、治承4年(1180)平資盛の兵火で全焼し、建久元年(1190)
源頼朝が再建するも、元弘元年(1331)再び兵火により焼失しました。
応永13年(1406)興福寺により、現在の本堂が再建されました。
※本堂付随に、鬼瓦・棟札(重文)があります。
収蔵庫の仏像
※珍しい天弓愛染明王です。
「波切白不動」と呼ばれています。
その他の収蔵庫の仏像
●伎楽面(重文)鎌倉時代 他
【神童寺を訪ねて】
神童寺が集落は、谷深くて狭い所です。かっては、集落全体が寺の寺域だったそうです。寺の境内も狭いですが、仏像は素晴らしいものがあります。二度ほど参拝しましたが、毎回目を奪われます。拝観料を払うと、ご住職が説明と案内をしてくださいます、いつも一人ですので気が引けますね。